授業 2021年後期
授業 2021年前期
研究
アルゴリズムを主に研究
しています。
アルゴリズムとは、計算機プログラムのおおまかな手順のことです。
プログラムの性能は、アルゴリズムの良し悪しに大きく依存します。
グラフ描画アルゴリズム、グラフ列挙アルゴリズム、グラフ圧縮アルゴリズム
に興味があります。
平面グラフ、幾何アルゴリズム、最適化に興味があります。
ビックデータ処理のアルゴリズムに興味があります。
(列挙アルゴリズムについて)
指定された性質を持つ対象が存在するのか,また存在すれば何個存在するのか、さらに
それらの完全リストを
作りたい!という問いは, 科学的考察の基本をなすものです。
しかし, 一般に対象の個数は膨大であり、膨大な計算時間を必要とし、実際の
プログラムでこれらの問いに答えることは、これまでは非常に困難でした。
ところが、最近のPCの性能向上に伴い、これまでは不可能であった、
対象の完全リストの作成
= 列挙 が可能になりつつあります。
もし、列挙ができれば、完全なテストデータとして利用できます。また、他の様々な
高速アルゴリズムの基本ルーチンとして利用できます。
中野研究室では、様々な列挙問題を解く、最 速のアルゴリズムを多数開発しています。
2004年には、某デジタルライブラリにて、この分野で堂々のダウンロード数世界1位を
獲得しています。
論文リスト